2025-05-28

【読書】論理的思考,あるいは面倒くさいヤツ

新しいブログ環境での自己紹介を続けましょう.



子どものころから本を読むのは好きでしたが,その端緒となったのは江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズ.
怪人二十面相,名探偵明智小五郎の好敵手という割には,連戦連敗やんけ!
まるで,戦場に赴くたびに部下を散々な目に合わせる,シャア...うわ,何をするやめくぁwせdrftgyふじこlp

閑話休題
その後,アルセーヌ・リュパン,シャーロック・ホームズと続き,クリスティ,クイーンに至ったのは自然な流れでした.

ミステリ(推理小説)にも多くのジャンルがありますが,中でもお気に入りなのは,「本格もの」と呼ばれる,読者にも犯人を指摘できるだけの情報が提示されるものです.
種々の証拠,証言から結論が論理的に導き出されるストーリイが,自分の性分に合っているのでしょう.

面白いのは,一度読んで結末が分かっているのに,また読みたくなる本があるということ.

「こんなところに伏線が!」
「これってそういう意味だったの?」


こういう作品を名作と呼ぶのでしょうね.

で,最近本箱の底から発掘して読み返しているのが,こちら.

"The Tragedy of X"
by Ellery Queen


これを初めて読んだのは,中学生のころ.
すっかり変色してしまっていますが,昔と同じように感じる部分もあれば新しい発見もあって,面白いものです.
でも一番感じるのは,

「昔の文庫本は,文字が小さかったのね.」

老眼には辛いぜ!



ところで,この論理的な考え方には厳密さを求めるという余罪もあるようで,日常会話でも

「ここは,"ホームページ"じゃなく"ウエブサイト"ってことかな」
「USBが付いてるって言うけど,USBメモリがあるの? USBソケットのこと?」


ああ,面倒なヤツ!



有り得ないことを取り除いたとき,
後に残ったものがいかに奇妙であっても,
それが真実なのだよ.
〜 シャーロック・ホームズ


2 件のコメント:

  1. ちょいちょい私のツボを押してきますね(笑)
    昨日からサスペンスミステリーを読み始めました〜出掛けたくない。寝たくない。面白い!

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    1. ふふふ,素敵女子のツボは抑えてますから.
      今度はどなたの作品でしょうか? ミステリ読み始めたら,他のこと手につきませんよね.面白かったら,また紹介してくださいね.

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