アップルミントと夏みかんのサイダー 米粉のシフォンケーキ |
相変わらず日本中が酷暑にまみれているわけですが,暑さでダメージを受けた身体は労わってやる必要がありますよね.
そのためには少しでも涼しいところでの養分補給に限ります.山の中なら少しはましかと,檜原村まで出かけてきました.
人口2,000人弱 東京都唯一の,本州内の村 |
さすがは標高500メートルの山村,涼しい風が吹き抜けて.... とはゆきませんでしたが,日陰に入れば街中とは違った爽やかさでした.
目的地は人里(へんぼり)地区の,登録有形文化財「旧高橋家住宅」.
これぞ古民家の原風景 |
家主の高橋さん,江戸中期からこの地にいらした方ですが,昭和初期までは漢方医を営んでいて羽振りも良かった様子で,武将の兜を連想させる二重兜造りの屋根や,駕籠から直接屋内に入るための式台玄関など,堂々たる佇まいです.
一般のお客さんはこちらの玄関から 駕籠のお客さんは,奥の式台からどうぞ(? |
式台玄関の軒には往診に使われた駕籠が吊るされていたり,屋内には薬草関連の資料類が展示されていたりして,往時を偲ぶことができます.
この駕籠で,山越の往診も |
こんな山中に,漢方の奥義が?! |
おっと,歴史のお勉強だけじゃ,暑気払いにはなりません.この古民家を巧みにカフェに改装した「古民家カフェ晴ノ舎(はれのや)」さん,こちらが主目的でした.
「雨の日でも晴れの日でも、晴ノ舎を訪れた人がハレやかな気持ちになるように」がお店のコンセプト.都会の喧騒とは無縁の,独特のゆったりした時間が流れる空間です.
囲炉裏周りの食事会も魅力的♪ |
このお店のランチメニューは,月替わり季節のランチセット一種類しか無いのですが,過去と同じメニューは提供しないという店主のこだわり.しかもどのメニューにも文句なしに感心させられてしまうのですから,ほぼ毎月通い詰めることになるわけです.
今月のランチセットはこちら.
いただきまーす! |
暑い時にこそ身体の内側から汗をかこう,が自分の信条でもあるので,この内容は最適.夏ミョウガ入りの薬味が効いた野菜の生姜スープ.お代わりできるなら,何杯でも飲み干したい!
これを最初にいただくと, 食欲増進! |
夏野菜のラタトゥイユからはルバーブとオレガノが,
地元野菜の,力強い素材の味 |
新じゃがとトウモロコシ,ベーコンのキッシュからは,ローズマリーが
絶妙の塩味が,良い塩梅 |
ほんのり香って,暑い中でも食欲がいっそう増します.
古代米入りのごはんには,キュウリの辛子漬けとシソ味噌の組み合わせが絶妙.
ごはんは,お代わりOK! |
夏バテなどどこ吹く風,しっかりと暑気払いできたのでした.
さて,来月のランチセットは何かな??
藤野から甲武トンネルを越えて檜原に至る道も, 暑気払いには最高のツーリングルート |
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