今回ご紹介するカメラは,やはり10年以上昔に登場したコンパクトデジカメ,PENTAX MX-1.
フィルム時代の一眼レフカメラ,PENTAX MXを意識したデザインで,懐古的な趣があります.
| 裾野市の"民家"カフェ |
極めつけは「MX-1」の書体.
聞いたところでは,PENTAXでは使える書体が厳格に決められていて,「MX-1」に使用されている書体は,現在では使用不可なのだそうです.
それでも往年のカメラの書体を使いたいがために,これは文字ではなくデザインの一部だとして,企画を押し通したのだとか.
こんなところに惜しみなく情熱を降り注ぐPENTAX,素敵です!
| 文字じゃなくデザイン |
最近のスマホの撮影能力の高さは誰もが知るところであり,簡単にきれいな写真を得るのに,もはやデジカメには勝ち目は無さそうです.
ですが,やっぱりこの手のデジカメを手放すことができないのです.
特に,このMX-1では,
・片手でしっかりと保持できるボディサイズとカバーの素材
・露出補正値が直読できる,機械式のダイヤル
・ハイレベル/ローレベル撮影が容易なチルド式液晶モニタ
など,スマホでは対応困難な特徴があります.
| 自家製ベーコンとタマネギ,ケチャップのバランスの良さと言ったら |
| 上品な甘さのハーモニー |
| 北海道産の厳選された小豆の,粒ぞろいの食感 |
| 甘味分,摂取しすぎ? イイんです! |
タッチ式ディスプレイでの操作が主流になりつつある中で,アナログ操作の復活を望む声が上がっているクルマの操作系のように,カメラの世界でも懐古趣味復活 → 中古価格高騰?などと期待してしまいます(笑
| 寝転ばなくてもいいんです. |
このような旧式の撮影スタイルが自分には合っている,と信じて疑わないので,MX-1の使用頻度は結構高いのですが,それでもどうしようもない
・ストラップ取付金具の位置
普通にネックストラップを取り付けカメラをぶら下げると重心がボディ側に片寄り,レンズが上を向きます.
いや,カメラをぶら下げたらレンズが下を向くのが普通,というか,下向き以外は無いやろ,という話です.
金具の位置にOKを出した責任者を,小一時間....
というわけで,平常心で撮影するためには,ハンドストラップを使わざるをえません.
| ハンドストラップは片手撮影の必需品 |
・EVFが無い
ペンタプリズムを持つオールドカメラをオマージュするのであれば,軍艦部(デジカメでもこの呼び名でいいのか?)中央を盛り上げて,EVFを埋め込んでほしいぞ.
EVFが無いとなると画像の確認は背面ディスプレイに頼らざるを得ないのですが,この種のカメラを手にして喜んでいるのはカメラと同じくオールド世代.
そう,絶賛老眼化進行中!
背面ディスプレイで構図の確認程度はできても,ピント合わせなどとてもとても.絞り開放域でのマクロ撮影なんて,怖くてできません.
せっかくきれいな画像を生成してくれるのに,絞り込んでの風景写真専用機になるのは可哀そうです.
| ボケてるのは自分? |
・真鍮製カバー
ボディ上下のカバー素材には真鍮を使用していて,表面のブラック塗装が剥げてくると下地の金色が現れる....
ぬおっ,ボディのエッジ部が金色になった使い込まれたボディなんて,かつてのカメラ小僧にはたまらない演出です.
ですが,ちょっと待てよ.
フィルムカメラの時代であればこれだけ使い込むのも可能でしたが,最近のデジカメの開発サイクルで,ここまで使い込めるのか?
| 10年使ってこの程度 |
元々このカメラは,2013年の「CP+2013」で参考出品されたものですが,熱狂的なファンの要望に応えて国内販売に至った経緯があります.
この熱狂的なファンを「ペンタキシアン」と呼び,他のメーカーとは開発ベクトルが若干(?)ずれているPENTAXの,もはや信者といっても過言ではない(ファンの方々も,そう呼ばれるのを自虐的に喜んでいる)かもしれませんが,「あばたも笑窪」ではなく,「あばたはあばた」とハッキリ指摘してあげないと(上述の問題点も,PENTAXらしいの一言で済ませてしまう),それこそPENTAXブランド消滅の憂き目に遭うかもしれません.
| 旧き良きものは,きちんと継承しなくちゃ |
あ,もちろん自分はペンタキシアンには程遠い.... ←
| 今日のお供は暗黒卿 |
0 件のコメント:
コメントを投稿